神奈川県

山形屋(箱根芦ノ湯温泉) ★4.0

単純硫黄泉

神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯91
男女別内湯
0460-3-6410
ひとり500円 / 貸切利用したい場合は入浴料とは別途1000円

芦ノ湯温泉で「きのくにや」と並ぶ老舗として有名な「松坂屋」に入るべく、芦ノ湯温泉を訪れました。松坂屋はお湯がとても良いと評判で、常々入りたいと思いつづけてきた所です。
しかし、この日松坂屋へ行くと、玄関に看板があり、「都合により、日帰り入浴を当分の間お休みさせていただきます。」という看板が・・・
残念っ!!!かなり期待していたのに、、、

仕方が無いので他へ行くしかないのだが、この日は松坂屋に入る気マンマンだったので、他に入りたい所がすぐに思いつかない。
以前利用した事のある「きのくにや」はとても良い所だけど、折角だから、まだ入っていない所に行きたいなぁ・・・
そんな事を考えながら、車で周囲を走ってみたところ、松坂屋から僅か50メートル程度しか離れていない所に、「日帰り入浴可」の看板を発見!
それが今回お邪魔する事になった、「山形屋」との出会いです。

山形屋は、前述のとおり、芦ノ湯温泉でも老舗旅館として知られる「きのくにや」と「松坂屋」の目と鼻の先にある、こじんまりとした旅館です。
2軒があまりに立派なので、どうしても目立たないような印象を受けてしまいます。
中に入り人を呼ぶと、お婆ちゃんが出てきてくれました。格式ある立派な旅館が多い箱根にあって、なんだかアットホームな雰囲気にちょっと癒されます。
日帰り入浴をお願いすると、アッサリOK。それどころか、私と、一緒に行った彼女を見て、夫婦だと思ったのか、「今は誰も入っていないから、二人一緒で男湯に入ると良いよ。」と、貸切利用までOKしてくれました。
代金は一人500円で、二人で1000円。日帰りで、それも箱根で貸切入浴が1000円だなんて、嘘みたいな金額です!

お風呂は内湯のみで、あまり大きくない造りをしています。
脱衣所には洗濯機なども置いてあり、何だか生活感溢れる造り。一瞬、「ここは天下の箱根だよな!?」なんて、錯覚すら覚えるほど、ほのぼのしています。

浴室はこじんまりとした岩風呂で、見知らぬ物同士が3人もいたら居心地悪い広さです。
貸切で利用をするというのは、ある意味正しい選択かも知れません。

浴槽には温めのお湯が貼られています。最初は無色透明のお湯でしたが、湯花が沈殿していたらしく、かき混ぜると薄白く濁りました。
ほのかに硫黄臭のする優しいお湯で、温度は39度で温め。
駒ヶ岳中腹に源泉をもつ、箱根町の共同源泉を使用しているとの事で、立地的には「芦ノ湯温泉」なのですが、お湯自体は「芦ノ湖温泉」です。
独自源泉を持つ「きのくにや」や「松坂屋」と比較してしまうと、どうしても物足りなさを感じますが、変なコダワリを捨てれば、これでもなかなか良いお湯です。
湯船の底には玉砂利が敷かれていて、とても心地が良い。
浴室内に何故かシダ植物が生える、なんだかホンワカと癒される浴室で、とてもゆっくり寛ぐ事が出来ました。

2005-4/23

2025年 12月13日 - 再訪・日帰り入浴

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再訪しました。
最後に訪問したのは2005年の4月ですので、20年以上ぶりですね。

以前お邪魔した際は宿泊もやっていましたが、いまでは日帰り入浴だけらしいです。
料金はセルフ形式で、無人のフロントにお金を置いて入るスタイルのようですね。

さすがに20年も経つとお風呂場までのアプローチは全く記憶にありません。
でも、浴室の雰囲気はしっかり覚えています。

以前と全く変わっていないです!

いや、細かく見たら色々違うのかもですけど、岩に生えたコケも、浴室内で自生しているシダ植物も、全く変わっていません。

お湯も相変わらず良いですね!
ほんのりと焦げ硫黄臭、湯底に白湯花が溜まっており、かき混ぜるとスノードームの粉雪みたくパッと舞い上がります。

湯底の玉砂利も健在、お湯はしっかり湯口から注がれていますけど、まるで足元自噴の温泉に入っているような気分になれます。

久しぶりに来ましたけど、ここは良いですねぇ~!

芦之湯にはきのくにや松坂屋があり、そのどちらも素晴らしいですが、ここ山形屋も良い所ですよ!
マニア受けするのは、むしろこの山形屋さんじゃないかな!?

日帰り入浴だけと言う事で、将来的にどうなるか少し不安を感じますけど、良いお湯を絶やさずいつまでも残して欲しいと切に願います。

またお邪魔しますね!
ありがとうございました!!!

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