小浜温泉長崎県

味処湯処 よしちょう (小浜温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物温泉
(源泉名:小浜温泉)
99度 / pH8.4 / 自噴 / H17.3.3
Li+ = 6.3 / Na+ = 2652 / K+ = 296.5 / NH4+ = 5.4 / Ca+ = 150.6
Mg+ = 159.8 / Sr+ = 1.8 / Mn+ = 0.6 / Fe+ = 0.4
F- = 0.5 / Cl- = 4713 / Br- = 12.9 / I- = 0.3 / HS- = 0.4
S2O3- = 0.3 / SO4- = 336.7 / HCO3- = 151.3 / CO3- = 42.4
HAsO2 = 0.5 / H2SiO3 = 254 / HBO2 = 76
成分総計 = 8862mg

長崎県雲仙市小浜町北本町905-32
0957-75-0107
男女別内湯
大人 400円、子供 200円
9:00 ~ 22:30(22時受付終了)

長崎を代表する温泉のひとつ、小浜温泉。
共同浴場をはじめ、立ち寄り出来る温泉が幾つもあり、どこに入ろうか目移りしてしまうほどなのですが、その中でも特に気になっていたのがここ、よしちょうさんです。
小浜ちゃんぽんや海鮮料理を食べる事の出来る味処なのですが、温泉もあって日帰り入浴が出来ます。
しかも、食事をしたら入浴料無料!

実はここ、今年の正月に目の前を通過しています。
年末年始で紅鮭の実家がある鹿児島に帰省し、東京に帰る際に長島や島原を観光してから長崎市内で一泊したのですが、その途中で目の前を走ったのです。
その際に食事がてら立ち寄ろうとしたのですが、年始だったせいか食事処の営業時間が短く、タイミングが合わなかったんですよね。

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場所は小浜温泉のど真ん中、国道沿いにあり、目の前にはお土産もある一等地です。
ぱっと見ではただの食堂ですが「源泉入り自家製麺」の文字が目を引きます。
建物入口には「温泉入浴」「お食事のお客様 入浴無料」の立て看板もありました。

もっとこう、居酒屋みたいなのをイメージしていたのですが、かなり広々したお店で驚きました。
折角来たのだから、まずは食事から。

長崎と言えばコレ! って事で、ちゃんぽんを注文。
普通のでも良かったですが、煮干しちゃんぽん(980円)が気になったのでそちらにしてみました。

野菜たっぷり、麺は中太で少し柔らかめ、いわゆる「ちゃんぽん」って奴で、ラーメンとはちょっと違いますね。
ただ思った以上に煮干しが効いていて、甘さよりも塩っぽさが前に出ている感じです。

ちょっと誤解されそうな表現ですけど、日清のシーフードヌードルをインスタントではなくリアルに再現したらこんな感じなのでしょうね。

とても美味しかったです!

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折角なので皿うどん(920円)も注文しました。
レビューを書いてる現在は長野在住(しょっちゅう引っ越すw)の温泉仲間のOさんが「日本一旨い」と言っていたような記憶があり、ちょっと気になっていたんですよね。

麺の太さを選べたので太麺で注文したのですが、想像とは違う麺できました。
皿うどんって、カリカリに揚がった麺の上に餡が掛かっているイメージだったのですが、まさかの生麺です。
細麺選んだらカリカリ麺だったのかな?
でも、これはこれでアリ! 餡がしっかりと絡んで美味しいです。

魚介の味がしっかり香る味付けですが、煮干しちゃんぽんと同時に食べているせいか、全体的にかなり甘く感じます。
東京の私からすると、九州の味付けって全体的に甘いのですが、その典型って感じですね。
好みは分かれそうですけど、ご当地の味なのでしょうね。私は結構好き!

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2人前を平らげたのでお腹いっぱい、食後は温泉で腹ごなしです。
レシートを持って温泉受付に行くと無料で入れて貰えます。

脱衣所は手狭でかなり湯気蒸しており、温泉に入る前から汗が吹き出します。
そんな中、ふと壁を見ると、なにやら気になる文言が。

すべり台!?

狭い脱衣所を出ると、お風呂は想像以上の広さでした。
天井の塗装剥げてるし、床もだいぶ変色しているし、かなりの年季を感じますが、ヴィンテージジーンズみたいな味わいとでも言うんでしょうか、こういう経年劣化は大好きです。

張り紙で気になっていたすべり台もありました。
でもこれ、すべり心地はあまり宜しく無さそうです。
私は良い大人なので利用しませんでしたけどね・・・
子供と一緒に来たら喜んだかな?

お湯は湯底が霞んで見える程度の土気色濁りで、湯使いはイマイチ分かりませんけど、ほんのり潮臭のする塩化物泉です。
湯舟が広いので湯口付近で入ると少し熱めですが、端の方だと適温になります。
塩分濃度が濃いのでかなり力強いお湯です。
肌触りはペタペタ、お湯から上がってもペタペタ。

気持ちが良いお湯なのですが、濃い塩化物泉って一度汗を掻いたら止まらなくなるんですよね。ります。
そんな時に有難いのがこの水風呂、サウナの脇にありました。

勿論ですが非温泉、でも火照った体を冷やすには水風呂が一番です!
この日はこの後も湯めぐりが続いたので長居はしませんでしたけど、塩化物泉でガッツリ温まったら水風呂でキュっと締めて、エンドレス入浴、最高でしょうね!

この水風呂で体をしっかり冷やしてから上がったので、蒸し暑い脱衣所でもあまり苦に無く服を着て出る事が出来ました。

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温泉とご当地グルメを一度に楽しめるお得な施設、オススメの一湯です!

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2025年 5月16日 - 初訪問・日帰り入浴

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