大分県長湯温泉

山の湯かずよ (長湯温泉) ★4.5

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
(源泉名:山の湯 かずよ)
52.1度 / pH7.0 / 自噴 / H22.6.18
Li+ = 1.1 / Na+ = 431.9 / K+ = 120.8 / Mg+ = 356.2
Ca+ = 174.9 / Fe+ = 0.5
F- = 0.4 / Cl- = 199 / Br- = 0.4 / SO4- = 380.7
HCO3- = 3241 / CO3- = 2.7
H2SiO3 = 266.5 / HBO2 = 6.6 / CO2 = 744.2
成分総計 = 5927mg

大分県竹田市直入町大字長湯2405
0974-75-3075
男女別内湯・露天風呂
大人 500円、子供 250円
11:00 ~ 14:00 (時間外は要連絡で応相談)

長湯には立ち寄り入浴出来る温泉が沢山ありますが、その中でも特に入りたかった所のひとつです。
なんでも、湯口が鍾乳洞みたいで凄い事になっているそうですね!

去年も長湯に来ており、その際も気になっていたのですが、立ち寄り入浴出来る時間が短いのでなかなかタイミング合わなかったのです。
今回はちゃんと立ち寄り出来る時間帯で行程を組みました。

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さて、たどり着いた山の湯かずよさん、パッと見だと普通によくあるお宿って感じです。
でも、入口には何故かセリカXXが鎮座しており、異様なオーラを放っています。
このセリカ、ちゃんとナンバーもついているんですよね。
一説によると女将さんが買い物などで乗っているそうですが、真相やいかに!?

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お宿に入ると気さくな女将さんがお出迎えしてくれました。
初めて来た事を察したようで、とても丁寧に、お風呂場の入口まで案内してくれました。

この優しそうな女将さんがセリカぶん回してるって、ちょっと想像つかないです。
(本当に乗っているのかの確認は取ってませんので、ねんのため)

待望のお風呂は、男女別で内湯と露天があります。

予備知識は湯口が鍾乳洞って事だけなので、そこから連想して洞窟風呂を想像していましたが、あまりに広々とした内湯が予想外すぎて驚きました。

天井が高く、内湯の中にいても閉塞感は一切感じません。
男女浴室の境は柱状の岩で、元々なのか着色されたものかは不明ですが、黒くてなかなかのインパクトがあります。
長湯のお風呂って、素朴な造りの所が多いので、これだけ立派なのは珍しいです。
かなりお金掛かってそうですね。

脱衣所から入ってすぐ右手側にも湯舟がありますがカラッポです。
その少し先に湯舟があり、手前と奥、これは両方ともお湯が張られていました。
光の加減や湯底の色のせいか、僅かに黄緑色にも見えるお湯で、透明度が高く湯底が透けて見えます。
長湯のお湯で濁っていないのは珍しいですね。

そんな珍しいお湯、結構熱めで45度近くあります。
ハッキリ分かる金気臭と炭酸臭がありますが、長湯の他のお湯に比べると少し薄いと言うか、生臭さがありません。
一瞬「あれ? 薄いのかな?」と思いましたが、しばらく観察していて分かりました。
私が長湯で入った他のお湯に比べて、鮮度が抜群に良いのです。
空気に触れている時間が短く酸化していないため、他所で嗅ぐような鉄臭いと言うか、嫌な表現をすると「生臭い」臭いが一切しません。

この日は他にまだ誰も入っていなかったのかな?
湯底には湯花が沈殿していて、かき混ぜたらパッと舞い上がり、即席で濁り湯になりました。

特徴的なお湯なのですが、そのお湯以上に気になるのは、噂に聞いていた湯口です。
ハッキリ言って、なんだコレ?
よく見ると、う~ん、よく見てもわからん、ナンダコレ?
鍾乳洞と言われたら確かに鍾乳洞なんですけど、私が思ったのは、大自然が作る雄大な風景って感じです。
元々の湯口がどういう形状だったのか想像もつきません。

お湯は高い所から注がれており、巨大な析出物を万遍なく濡らしながら滴り落ちていて、まるで滝のようになっています。
見た目のインパクトだけなく、熱い源泉の冷却も兼ねていて実用的なのが面白いです。

一部は湯舟に入らず、湯舟の脇を流れています。
そこでもお湯が固まっていて、まるで千枚田のようになっていました。
ちなみにこの千枚田にもお湯が浅く溜まっているのですが、これがまた熱いんですよね。
この先に露天風呂があるのですが、足元が熱くて、しかもギザギザに固まっているのでちょっと痛いし、通り抜けるのが大変でした。

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露天には湯舟がひとつあるだけ、シンプルですが開放感があって良い造りです。
内湯と同じように透明度が高いお湯で、湯底に湯花が沈殿していました。

露天は適温です。
どうしても温度が高い方が鮮度良く感じてしますのですが、このお湯もなかなか、フレッシュで気持ちが良いです。
何より温度がちょうど良いので体への負担少なく入る事が出来るのが嬉しいですね。

内湯のインパクトに比べると、何だか普通に感じてしまう露天風呂ですが、これはこれでレベル高いです。
せっかくここに来たなら、内湯の物体Xを眺めながら熱いお湯と格闘したくなりますが、気持ち穏やかに湯浴みを楽しむならば、露天風呂の方が断然オススメ!

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長湯には色んな温泉があり、そのどれもが魅力的な所ばかりですが、お湯の良さとインパクトの強さどちらを取っても上位に来る素晴らしい温泉でした。
長湯で湯めぐりを考えている方には是非とも抑えておいて欲しい一湯です。

最高でした!

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2025年 5月19日 - 初訪問・日帰り入浴

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