熊本県黒川温泉

耕きちの湯 (黒川温泉) ★4.5

単純硫黄温泉
(源泉名:黒川温泉 耕きちの湯)
63.4度 / pH5.95 / 掘削動力 / 89L / R6.8.23
Li+ = 0.3 / Na+ = 66.8 / K+ = 15.7 / Mg+ = 2.6
Ca+ = 7.4 / Mn+ = 0.2
F- = 0.5 / Cl- = 26.1 / S2O3- = 1.4 / SO4- = 54.5
HCO3- = 116.1
H2SiO3 = 173.3 / HBO2 = 2.0 / HAsO2 = 0.3
CO2 = 264.4 / H2S = 0.8
成分総計 = 205.6mg

熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6363-1
0967-44-0365
男女別内湯 / 貸切風呂
大人 700円、小人 300円 / 貸切風呂 60分 2500円
10:00 ~ 19:00 (最終受付18時)

黒川温泉のはずれにある日帰り温泉施設です。
奥黒川温泉なんて呼ばれる事もあるみたいですね。
熊本地震の影響で長い間休業されていたようですが、2024年10月から営業再開されたようです。
災害などの影響で休業し、そのまま復活せず廃業してしまう施設が沢山ありますので、復活してくれたのは嬉しいですね。
この機会に是非! と思い、ルート的には大きく迂回する事になるのですが、なんとしてでもと思い立ち寄る事にしました。

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とても雰囲気の良い山の中にあります。
ちょうど時期的に新緑の季節だったので、なおさら雰囲気が良かったです。

今回利用した大浴場は大人ひとり700円です。
貸切風呂もあり、1時間2500円で利用出来るようです。

私が湯めぐりを始めた20年前であれば、「700円なんて高い」となったでしょうけど、最近は色んなものが値上がりしていますし、別に高いとは感じないかな?
特にここ黒川温泉は九州でも屈指の人気温泉地ですので、むしろこの金額で入れるのは良心的かも?

ちなみに、一緒に入った熊本在住の温泉仲間Kさん曰く、受付の御主人はよくテレビ?CMだったかな?に出る、熊本では有名な方らしいです。
とても気さくで感じの良い方でした。

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さてお風呂。
脱衣所と浴室が一体型の、昔ながらの共同浴場スタイルです。

大湯なんて名前がついていたら、いかにもそれっぽいですね。
温泉かくあるべしって感じの、王道と言って良いような造りです。

湯舟は2個ですが、どちらの湯舟にも置かれていて、ぱっと見で4つに分かれて見えます。
草津にある御座之湯と非常によく似た見た目なのですが、御座之湯にも同じように丸太置かれていました。

この丸太、何のためにあるんだろ?
寄りかかると転がっていくし、頭を乗せるには高すぎるし、腕とか乗せて入るにしてもバランス悪いし、私にはよくわかりません。
ただ、これがあるだけでなんか見た目が良くなります。

見た目の問題か!?

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お湯はどちらの湯舟も適温。
本来であれば熱めと温めに分かれていると思われますが、私が入った時はほとんど同じ温度でした。

光の加減によるものなのか、少し青みがかって見えます。
この辺りのお湯はメタケイ酸の含有量が多く、光が当たると青くなる温泉が多いので、ここのお湯も同じタイプかもしれませんね。
湯底にはスープの玉子状湯花が沈殿しており、かき混ぜるとパッと舞い上がります。

お湯からはハッキリ分かる硫黄臭があります。
それほど強くは無いものの、誰が嗅いでも「あぁ温泉だなぁ」と感じる、優しくい硫黄臭です。


天井も高く空気が籠る事は一切ありません。
一番奥に陣取って、お湯に浸かった後に湯舟の縁に座っていると、風がよく通って気持ちが良いです。
そこから外の景色を眺めていると、内湯だけどまるで露天にいるかのような錯覚すら覚えます。
とても良い造りの浴舎ですね。
優しい硫黄の臭いを嗅ぎながら、静かに時間が過ぎていく穏やかな空間。

好きだなぁ~

湯口からは素手で触るにはちょっと熱いお湯が注がれていました。
桶で掬って口に含んでみたら、これまた優しい硫黄味。
飲泉に適しているかどうかは不明ですが、思わず結構飲んでしまいました。

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お湯、風情、雰囲気、どれをとっても最高の温泉でした!

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2025年 5月19日 - 初訪問・日帰り入浴

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