茨城県

堀川温泉 (堀川温泉) ★4.5

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
(源泉名:手綱温泉1号泉)
32.6度 / pH7.9 / 掘削自噴 / 毎分150L / H27.12.22
Li+ =0.3 / Na+ = 453.4 / K+ = 14.1 / NH4+ = 0.1 / Mg+ = 2.0
Ca+ = 103.4 / Sr+ = 1.1 / Fe+ = 0.4 / Al+ = 0.1
F- = 6.6 / Cl- = 96 / Br- = 0.2 / SO4- = 1038 / HS- = 0.5
HCO3- = 51.9
H2SiO3 = 24.7 / HBO2 = 6.4 / CO2 = 1.5
成分総計 = 1801mg

硫黄冷鉱泉
(源泉名:手綱温泉2号泉)
20.0度 / 掘削自噴 / 毎分3000L

2号源泉の成分詳細は確認出来ず

茨城県高萩市上手綱穴田3661
電話:多分あるけど不明
内湯・サウナ・水風呂
屋外に入って良いのか悪いのか分からない用水枡アリ
日帰り入浴のみ不可

堀川温泉こと、堀川温泉です。

茨城県にある温泉なのですが、温泉好きでも知らない人は多いのではないでしょうか?

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この堀川温泉ですが、日帰り入浴は受け付けていません。
宿泊は1日1組限定、施設丸ごと貸し切って、素泊まりオンリーと言うお宿です。
管理人も常駐していません。
貸別荘とか貸コテージをイメージしたら分かりやすいかな。

以前は1泊4万円程度だったのですが、気が付いたらいつの間にか1泊6万円に値上がりしていました。
ひとりで泊っても6万円、最大で11人まで宿泊出来て、11人で泊まっても6万円です。
仮に11人集まったら決して高くは無いのですが、この人数を揃えるのって意外と難しいんですよね。

そんな訳で、前から来たいと思っていたけど、なかなか来る機会がありませんでしたが、やっと念願叶って泊まる事が出来ました。
ここでのオフミを企画し、手配もしてくれた茨城在住の温泉仲間Yさん、この場をお借りして有難うございました!

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ざっくりと場所ですが、常磐道の高萩インターからすぐの所です。
周辺には各社工場が立ち並び、ナビ通りに行くと工場に案内されてしまう事もありますので、予め場所は調べてから行った方が無難ですね。
私は迷いませんでしたけど、確かに分かりにくい場所にあります。

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立ち並ぶ工場の裏手、田んぼ付近に来たら硫黄臭がしました。

目的地の堀川温泉まであと少しですが、まだ100メートル以上はあります。
「まさかこの硫黄臭、堀川温泉からしてるわけじゃないよね?」と思ってはみたものの、近付くにつれて濃くなる硫黄臭。

到着したら辺りは心地の良い硫黄臭に包まれていました。
物々しく「立入禁止」と書かれた看板の奥には、噂に聞いていた源泉マス。
凄い勢いでお湯がドバドバと沸いていて、それが物凄い勢いで田んぼの方に流れていきます。

田んぼから硫黄臭がしたのもの納得です。
ここのお米はこの源泉で育っているみたいですね。
これだけ強烈な硫黄臭がするお湯(鉱泉)で育つお米、一体どんな味がするのでしょうね?

それにしてもとんでもない湯量です。
温度は25度くらい、キンキンに冷たいとまでは言いませんが、このままの温度で入浴するにはチトきつい。
そもそも入って良いのかどうかは分かりませんけど、お湯から香る硫黄臭は最高ですし、これでもかと言うほどの湯量ですので、入ったら気持ちが良いのは間違いありません!

でもこの日は6月、だいぶ暖かい季節になりましたが、ちょっと寒かったです。
真夏に入ったらもっと気持ち良かったのでしょうね。

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そんな源泉マスを横目に、本日宿泊するお宿と言うか、貸別荘と言うか、建物へ。

お部屋は2箇所、6畳+8畳の続き間になっている部屋と、8畳間の部屋、それぞれ棟が離れています。

例えば大部屋で宴会を開き、夜遅くまで騒いだとしても、8畳間の方では静かに寝る事が出来るので、使い勝手は非常に良いです。
1日1組限定ですし、周囲には民家とか無いので、常識の範囲内で騒ぐ分には苦情が来る事もありません。

良いなぁ、ここに住みたいです。
隣近所とか気にせず大音量で音楽聴きたい・・・

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さて、肝心のお風呂ですが、元々は男女別だったのか、脱衣所は2箇所に分かれています。
脱衣所から浴室への入口が矢鱈と低くて、頭を下げなければ入れません。
何とも侘び寂びを感じる造りとなっております。

そんな不思議な入口から入った浴室もちょっと不思議で、壁が一部取り払われていて行き来可能になっていました。
元々は男女別だったけど、壁の一部を取り払って繋げたのでしょうか?

そんなわけで、男女別のようだけど男女別ではない、ちょっと不思議なお風呂です。

基本的に1棟丸ごと貸切ですので、自由に使えますけど、男女一緒のグループだと入浴時間を決める必要があり、ちょっとだけ気を使いますね。

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ただ、こういう時に足りない語彙力を恨みたくなりますが、風情は最高です!

木の温もりを感じる浴舎で、照明もセンスありますし、このお風呂を作ったオーナーさんは本当に温泉が好きなんだろうなって思います。
写真だけ見せられて、ここは信州の共同浴場だと言われたら、その言葉通りに信じてしまいそうです。

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肝心のお湯ですが、無色透明、湯花などはありません。
早速入ってみて、まず最初に感じたのは、硫黄臭がほんの少ししかしない事です。
建物の前にあった源泉マスからは強烈な硫黄臭がしていたので、偽らざる本音を書くと、ちょっとガッカリしました。

張られている温泉は手綱温泉1号泉だそうです。
建物の前にあった源泉マスのお湯は2号泉らしいですね。

2号泉は河川に放流されてしまっているようです、ナンテコッタイ!

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でも、この1号泉、これはこれで結構、いや、かなり気持ちが良いです!

ほんのり硫黄臭があり、じっとしていると泡付きもあります。
源泉温度が低いため、湯舟に張られているお湯も温くて、30度あるか無いかです。
もちろんこのままだと温いので加温をする必要があり、その加温は利用者が好みに応じて勝手に行うスタイル。
調整は温泉仲間がしてくれたので細かい事は分かりませんけど、加温をした結果、片方は38度前後、もう片方は30度位になりました。

どちらも温めなので、体力の消耗を気にせず、長時間ゆっくり浸かる事が出来ます。
気が付いたら温泉仲間とお酒を飲みながら1時間以上マッタリしてしまいました。

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この湯舟とは別に、サウナと水風呂もあります。
サウナは普通にサウナなのですが、特筆すべきは水風呂の方で、冷たくて20度あるか無いかなのですが、かなりハッキリと硫黄臭がします。

これはもしや、建物の前でドカドカ湧いていた2号泉かな!?

厳密に書くと、建物前の源泉マスのお湯に比べて少しだけ硫黄臭が弱いです。
温度もこっちの方がちょっとだけ冷たい。
建物前にある看板によると、2号泉は河川に放流していると書かれていますので、このお湯の正体が2号泉なのか、本当のところは分かりません。

でも、内湯湯舟に張られた1号泉とは明らかに異なる強い硫黄臭がして、温度も冷たいですし、特徴としてはほぼ2号泉なんですよね。

しかも、湯口から注がれる源泉の勢いが物凄いです。
こんなに小さな湯舟なのに、物凄い勢いでドバドバと注がれています。
あまりにも気持ちが良いのでずっと浸かっていたいのですが、あっと言う間に体が冷えてしまうのが難点。
私にしては珍しく、サウナとこの水風呂を行ったり来たりしてしまいました。

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温いからいつまでも浸かれるお湯、風情ある浴室、硫黄臭プンプンする水風呂。
良さそうな所だと思っていましたし、だからこそ前から来たいと思っていたのですが、まさかこんなに気持ちのいいお湯だとは思っていませんでした!

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今回は都合により紅鮭(妻)と子供達は一緒に来れませんでした。
今回は利用しませんでしたけど、BBQや花火なんかも出来て、子供達と一緒に来たら絶対に楽しい所です。

今度は家族で来たいなぁ~!
もちろん、冷たい源泉がより一層気持ち良く入れる真夏に!

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2025年 6月7日 - 初訪問・日帰り入浴

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