
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:那須さくら温泉)
27.3度 / pH7.5 / H28.5.23
Na+ = 210.4 / K+ = 14 / Ca+ = 88.3 / Mg+ = 26 / Mn+ = 1.2
F- = 0.5 / Cl- = 170.3 / HS- = 0.2 / SO4- = 242.7
HCO3- = 371.6 / Br- = 0.3 / NO3- = 1.0
H2SiO3 = 97.2 / HBO2 = 26 / CO2 = 19.7 / H2S = 0.1
成分総計 = 1269mg
栃木県那須郡那須町高久甲5890
0287-62-6771
男女別内湯・露天風呂
大人 700円、小人 400円
10:00 ~ 20:00
定休日:水、木曜日
私が大好きな雲海閣のある那須湯本からだと、だいぶ麓まで降りた所にあります。
すぐ近くにファミリー牧場やトリックアート美術館、クラシックカー博物館など、那須でも温泉なんかには目もくれないオシャレ族が集うエリアですね。(あくまでも私のイメージです)
以前から気になっていて、いつか行かなければとは思いつつ、那須に行くと雲海閣だけで満足して帰ってきちゃうため、ずっと後回しになっていました。
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場所はハッキリ言って分かりにくいです。
一応看板などは出ていますが、ナビ必須ですね。
民家や会社(工場?)の裏手みたいな場所にありました。
ぱっと見では日帰り施設ですが、コテージもあり宿泊出来るみたいですね。
温泉のみの利用も可能です。
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お風呂は男女別で内湯のみ。
以前は貸切風呂もあったようですが、私がお邪魔した時は休業中でした。
まずは内湯、なかなか渋い造りです!

お湯はうっすら緑がかっていて、湯底は見えますが幽かに濁っています。
臭いは仄かに石膏系で、僅かに芒硝臭と金気臭なんかも感じます。
肌触りはキシキシしますが、お湯から上がるとサラリと乾き、この辺りは芒硝泉っぽさを感じますね。
個人的には大好きな浴感です、私は乾燥肌とは無縁の脂肌なので、こういう浴後感がサッパリしたお湯が大好きなんですよね。


ひとつだけ難点を言えば、成分がガチガチに固まっていて、湯舟の縁がガリガリします。
「ふ~! 気持ち良いなぁ!」なんて、湯舟に背中をつけると、「うぉっ!?」となりますので注意。
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続いて露天風呂、内湯から出た先にあります。
なかなか野趣溢れる造りで、石段を下りた先にある岩風呂です。
ちゃんと目隠しがされていて屋根もありますが、開放感があって良い造りです。


お湯は内湯と同じ源泉で、こちらはだいぶ温め。
お湯の印象は内湯と変わりませんけど、温めな分ゆっくり出来ます。
見た目には結構大きな湯舟ですが、湯底の岩の配置のせいで、肩まで浸かろうとしたらせいぜい3人が限界かな?


なお、ここの源泉ですが、泉温は約27度で温いです。
そのため加温は必須で、脱衣所の掲示だと循環もしているようです。
ただ、内湯も露天も、循環口が見当たらないんですよね。
どこかで吸っているのかも知れませんけど、本当に循環しているのかなぁ?
まぁ、仮に掲示通りに循環がされていたとして、全く気になりませんし、お湯の特徴をハッキリと感じられる良いお湯である事に間違いはありません!
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那須には良い温泉が沢山あって目移りしますが、他所と比べても霞む事が無い気持ちの良いお湯でした!
芒硝系 & サッパリした浴後感が好きな人であれば特に満足度が高いと思います。
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2025年 7月 13日 - 初訪問・日帰り入浴

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