群馬県

大島鉱泉 (大島鉱泉) ★4.0

温泉法第二条の別表に規定するメタケイ酸及び炭酸水素ナトリウムの項により温泉に適合する
(源泉名:榊の湯) 14.5度 / pH9.0 / 掘削自噴 / R1.9.24
Na+ = 224.4 / K+ = 1.1 / Mg+ = 3.1 / Ca+ = 10.2
Al+ = 0.1 / Fe+ = 0.5
F- = 0.9 / Cl- = 94.4 / OH- = 0.2 / 73.9
HCO3- = 311.9 / CO3- = 38.2
H2SiO3 = 22.5 / HBO2 = 14.8 / CO2 = 0.5
成分総計 = 800mg

群馬県富岡市大島148
0274-62-1490
男女別内湯
大人 450円、小学生 200円
13:00 ~ 19:00

日本で最後の秘境として知られるグンマー帝国こと群馬県ですが、実は温泉天国でもあります。
・・・って、温泉が好きでこんなページをご覧の皆様であればご存じですよね?
そんな群馬県でも、あまり温泉を目当てに訪れる事のない富岡市にある鉱泉に行ってきました。

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営業は13時からと聞いていましたので、13時を少し過ぎる頃に到着。
周辺には民家がポツポツありますが、とても静かな所です。
薪で沸かす鉱泉と言うのは知っていましたが、煙突から立ち上る煙を見た時は少しテンション上がりました。

建物の雰囲気はかなりレトロ。
玄関先の「キンチョール」看板も良い味出しています。
元々はお宿として宿泊の受け入れもしていたようですが、今では日帰り入浴だけの営業らしいです。

この日は私と紅鮭、次女の3人でお邪魔しました。
中から出てきたご主人に入浴をお願いすると「家族?じゃあ貸切で入って良いよ」と、男湯の方を案内してくれました。
どうやらちょうど沸かしている最中だったらしく、まだ女湯の方はお湯が溜まっていないのだそうです。
この後にくるお客さんに迷惑を掛けるのではと思い、一瞬戸惑いましたが、ご主人曰くこんな早い時間に来る人はいないのだそうです。
お言葉に甘えて家族3人で貸し切り利用をさせて頂く事にしました。

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で、そのお風呂ですが、一言で言ってゲキシブです!

見事なタイル張りで、床、壁はもちろん、天井までも手抜き無し!
それに長年使い込まれたであろう年季も加わってただならぬオーラを放っています。
価値観はひとそれぞれ、見る人が見たらただ古いだけの風呂かも知れませんけど、私に言わせたら貴重な温泉文化財です!

そんなお風呂に張られたお湯ですが、僅かに黄味がかって見えるものです。
たぶんこれは浴室全体の光加減によるものと思われ、実際は無色なんじゃないかな?
透明で湯花などはありません。

お湯に浸かった第一印象は、とにかく柔らかい!
トロトロで気持ちが良いです。
ほんの僅かに成分臭も感じます。
この臭いですが、金気臭や石膏臭とも違う、何とも不思議な臭い。温泉と言うよりも薪の臭いなのか、古くなった配管の臭いなのか・・・?
いずれにせよ、どこか懐かしさを感じる心地の良い匂いです。

温度はかなり低くて、体感ですけど40度は無さそうです。
まだ沸かしている最中だったのかな?
いくら入っていても湯疲れしませんが、なかなか温まりません。

蛇口をひねると、片方は冷たい源泉、もう片方からは浴槽内のお湯よりも僅かに暖かいお湯が出てきましたが、これを足した所で浴槽内のお湯は一向に暖かくなりません。
正直、もう少し温度欲しいなぁと思いましたが、でもこれはこれで、ゆっくり出来るので悪くはないかな?

風情あるレトロな浴室を眺めていると、何とも癒されます。
「ま、急ぐ必要もないし、ゆっくり浸かろうか」なんて言いつつ、結構な時間を過ごしてしまいました。

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ゆっくりとした時間が流れるレトロな鉱泉。
ご主人が辞めたらもう継ぐ人いないのかな?なんて心配もしてしまいます。
いつまでもこのままの姿で続けて欲しいですが、気になる人がいたら早めに行く事をオススメしたい一湯です。

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2025年 11月28日 - 初訪問・日帰り入浴

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