含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
(源泉名:西ヶ谷源泉)
25.1度 / pH9.5 / 掘削揚湯 / 毎分117.6L / H30.12.6
Li+ = 0.8 / Na+ = 807.6 / K+ = 11.2 / MH4+ = 4.8 / Mg+ = 0.5 / Ca+ = 3.8
Sr+ = 0.7 / Ba+ = 2.0 / Al+ = 0.6 / Mn+ = 0.4 / Fe+ = 5.7
F- = 9.4 / Cl- = 873.4 / Br- = 2.3 / I- = 0.6 / OH- = 0.5 / HS- = 8.9 / S2O3- = 3.5
SO4- = 5.2 / HPO4- = 0.1 / HC3- = 331.5 / CO3- = 164.9 / BO2- = 108.8
H2SiO3 = 43.1 / HBO2 = 23.3 / CO2 = 4.2
成分総計 = 2390mg
静岡県静岡市葵区西ケ谷553番地の2
054-294-7451
男女別内湯
大人 410円、子供(12歳未満) 200円
9:00 ~ 16:00 (入場は15:30まで)
この日はOさんの形見分けで譲り受けた改造カブで自走して帰る旅の2日目です。
前日は湯谷温泉にある 湯の風HAZU に泊まり、朝早く出発しました。
前日の顛末をご覧になりたい方はそちらをご覧ください。
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そもそもですが、Oさんのカブを譲って頂くにあたり、どう持って帰るかはひとつの課題でした。
Oさんのカブは岐阜の恵那にあり、それを東京まで運ぶ事になります。
普通に考えたら陸送などをお願いした方が良さそうですが、手続きとかが面倒そうなので「走って帰れば良いじゃん」となったのですが、カブは88cc(元は50ccだったのをOさんが88ccの中華エンジンに乗せ換えています)しかありません。
高速は走れませんので、下道オンリーとなるわけですが、岐阜から東京までは長野→山梨を通り抜ける短いルートでも約315kmあります。
しかもこの時はまだ1月、長野&山梨は雪が降ってもおかしく無い時期です。
雪のリスクを考えて山越えルートは断念、一度浜松の方まで南下してから東海道沿いを走る事にしました。
距離はちょっと伸び、約360kmほどの道のりです。

360kmは無理をすれば一日で走れる距離ですけど、それはあくまで片道だった場合の話。
自宅 → 恵那まで行く往路も含めたら、一日で行って帰ってくるのは現実的ではありません。
と言う事で、初日は恵那から湯谷温泉まで走り、一泊しました。
冒頭に書いた通りこの日は二日目。
走らなけらばいけない距離は湯谷温泉~自宅まで、約290kmです。
それでもかなり遠いですけど、道中で休憩を挟みながら走れば無理な距離ではありません。
それにしても、Oさんから譲り受けたこのカブ、エンジンだけでなくハンドル、マフラー、サスペンション、タイヤ、ブレーキ、メーター、灯火類、シート、ステップやシフトペダル、ミラーに至るまで、全て社外品なのです。
純正のまま残っているのはフレームくらいじゃないかな?

途中で休憩の為に「道の駅 掛川」に立ち寄ったのですが、駐車場に停めた瞬間に先客のライダーから「何ですかコレ! え、カブなんですか!? 凄い弄っていますね!!!」と、速攻で話しかけられました。
はい、すごく弄られています、弄ったのは私じゃなくてOさんなんですけどねぇ~・・・
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その後も休憩を挟みつつ走り、この日は一ヵ所だけ、しずもーる西ヶ谷に立ち寄りました。
何故ここかと言うと、勿論お湯が良さそうと言う事もありますが、あまり寄り道にならないと言う事の方が大きいかな?
なんだかとっても「地元の人達の為の公共施設」って感じの建物です。
それもそのはず、公式HPの文章を一部抜粋すると「市民の自主的活動を支援し、市民が自ら参加・交流する場を設けることを目的として、平成26年2月に開館いたしました」とあります。


とは言え、市民だけでなく誰でも利用出来るのは有難いですね。
入浴代は410円、今どきこの金額はかなり安い!


館内は、いかにも公共施設って感じですね。
お洒落さとか高級感なんかは無縁な造りで、その代わりしっかりバリアフリー化されています。使い勝手を極めた機能美すら感じます。
お風呂は勿論ですが男女別。
内湯のみでとてもシンプルでした。
先客は数名、地元の人なのかな?
洗い場にはシャンプーとボディーソープが備え付けられており、とっても良心的。

さて、肝心のお湯ですが・・・
無色透明、僅かにツルツル感あり、強烈とまでは言わないけどハッキリ分かる塩素臭あり。
源泉温度が低いので加温されており、循環もしているようですね。
温泉として評価をした場合、本当にゴメンナサイですけど、残念と言わざるを得ないものです。
成分表を見ると、かなり硫黄成分が濃いお湯のようです。
でも、お湯からは一切硫黄臭がしません。
加水されているようですが、理由が「硫化水素濃度を低減するため」だそうで・・・ 何してくれてるんじゃゴルァ!!!


炭酸イオンの数値は164.9mgと、これまた驚異的。
今はなき、中山平温泉の丸進別館に迫る程の濃度で、この数値通りであれば恐ろしくニュルニュルする筈なんですけど、ちょっとツルツルするかな?程度になってしまっています。
ほんと、源泉の素性は全国トップレベルで良いのに、なんでこんな湯使いなんだよと文句を言いたくなります。
ただこの日は朝から走りっぱなしで、体がすっかり冷えていたので、暖かいと言うだけで幸せでした。
温泉としてではなく、暖かいお風呂として、物凄く気持ちの良い湯浴みが出来ました。
でも出来れば手つかずの源泉浴槽とかあれば最高だったなぁ~・・・
昨今はサウナブームらしいですし、サウナ室でも追加して、ついでに源泉水風呂作ってくれませんかね???
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湯浴みをしてしっかり体を暖めた後は、再び走りっぱなしです。
途中、富士山をバックにOさんのカブを撮りたかったのですが、生憎の天気で富士山は雲に隠れており、断念。

途中で休憩&腹ごしらえの為にラーメン屋に立ち寄りました。
五味八珍 川島田店です。
入りやすそうと言う理由だけで選んだお店ですが、浜松餃子のチェーン店だったようです。
道中で浜松も通り過ぎたので、ご当地餃子(厳密にはご当地とは言い難い立地の店舗ですけど)を食べれたのはラッキーでした。


餃子は勿論ですが、ラーメンも美味しかったですよ!
朝から走りっぱなしで体力を消耗していたせいか、ラーメン大盛&浜松餃子セットをペロリと平らげました。
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とまぁ、そんなこんなで、何とか無事に帰り着く事が出来ました。
お宿を出発したのは朝8時、途中休憩を挟みながらでしたが、家に辿り着いたのは夜の19時、およそ11時間も掛かってしまいました。もうヘトヘトです。
でも、こうして無事に帰ってくる事が出来たのは、天国でOさんが見守っていてくれたからでしょうね。
独りで走って帰って来たのですが、道中はずっとOさんと一緒にツーリングをしている気分でした。
悲しかったけど楽しい旅行でしたよ。
Oさん、本当にありがとうね!
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我が家には通勤用に元々いたリトルカブと、Oさんから譲り受けたカブ、2台のカブが並ぶ事になりました。

Oさんのカブはこのままでは普通に乗れないので、色々と直してあげる必要があります。
でも、Oさんとの思い出のカブ、なるべく原型を残しつつ、大切に乗りたいと思います。
もしも不動車になってしまったとしても、手放すつもりはありません。
ベランダの置物になったとしても、私が生きている間は所有し続けたいと思っています。
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以上、しずもーる西ヶ谷のレポと言うより、Oさんのカブの話がメインの記事になってしまいましたが、うまくまとめられないので、この記事終了!
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2026年 1月28日 - 初訪問・日帰り入浴

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