
単純硫黄温泉
(源泉名:河原小屋新源湯)
62.2度 /pH6.1 / 掘削動力 / 毎分154L / R2.12.8
Li+ = 0.24 / Na+ = 65.7 / K+ = 14 / Mg+ = 1.3 / Ca+ = 14.2
Sr+ = 0.07 / Al+ = 0.05 / Mn+ = 0.06 / Fe+ = 0.2
F- = 0.5 / Cl- = 108.3 / Br- = 0.6 / HS- = 1.1 / S2O3- = 1.0
SO4- = 55.8 / HCO3- = 40.3
H2SiO3 = 155.2 / HBO2 = 20.5 / HAsO2 = 0.6
CO2 = 89.2 / H2S = 10.1
成分総計 = 599mg
長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
0269-34-2003
男女別内湯
大人800円 小人300円
10:00 ~ 15:00
志賀高原の温泉と言って真っ先に思い浮かべるのは、熊の湯などがあるほたる温泉の周辺です。
熊の湯には何度も入っていますし、草津 ~ 万座 を抜けて長野側へ抜ける国道292号線のルート上なので、通り過ぎるだけも含めたら何十回と訪れています。
そこからそのまま降りると湯田中・渋温泉があるのですが、こちらにも今まで10回以上お邪魔しています。
温泉情緒があって大好きなエリアです。
で、今回訪れたここ、志賀山温泉は、熊の湯と渋温泉のちょうど中間のような場所、国道292号線からもすぐの場所にある温泉地です。
私が温泉めぐりをはじめてもう20年以上経ちます。
でも実はここ、初訪問。
今まですぐ目の前を何十回と通り過ぎているのに、何故か一度も来た事が無かったんですよね。
理由は自分でも良く分かりません、正直「え? なんなんだろ?」って気分です。
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さて、そんな志賀山温泉、まず最初にお邪魔したのは「渓谷の湯」さんです。
事前に調べたら立ち寄り入浴にも積極的らしく、立ち寄りやすい所だと思ったのですが・・・
「すみません、温泉は明日からなんです」
と、断られてしまいました。
なんでも今日はお湯を張っていないのだそうです。
入れないのであれば仕方がありません、次行こうって事でお邪魔したのがここ、ホテルベルクさん。
渓谷の湯のすぐ近く、歩いても1分掛からないような場所にありました。
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折しもスキーシーズンが終わった直後で客足が引いたタイミングです。
他にも数軒のお宿がありますが、観光客どころか、そもそも人が誰もいません。
ここも外から見て「やってなさそうだな~」と思って、玄関まで来たら、案の定鍵が掛かっていました。
う~ん残念と思いながら、ふと脇を見るとインターホンがあります。
どうせ駄目だろうと思って鳴らしたら、中からご主人が出て来られました。
「ごめんね、今日は営業していないんだよ」
デスヨネ~!
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でも折角だからちょっと雑談と思って、
「渓谷の湯もやってなくて」「やっぱり今の時期はどこも開いてないですか?」「せめて一箇所だけでも温泉入りたかったんですよね」
なんて未練たらしく話したら、ご主人が「ちょっと待ってね、温泉浸かるだけならば大丈夫かも?」と言いながら奥に行き、しばらくして戻ってきて「ボイラー止めてるから上がり湯無いし、温泉に浸かるだけになっちゃうけど、それでも良い?」と仰いました。
もちろん良いです!!!
是非とも入りたいです!!!
しかも、通常は800円だけど上がり湯無いから600円で良いよ割引までしてくれました。
有難いを通り越して申し訳なくなってしまいます。
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温泉は食堂を抜けて、館内を歩いた先にありました。


営業していないのですから、中はガラガラです。
スキーシーズンであれば多くの人で賑わっているのでしょうね。
暫く館内を歩くと温泉発見!
もちろんですけど男女別です。


そもそも営業していないのですから先客は無し。
完全貸切です。
フォーーーー!!!(喜びの絶叫)


成分表によると泉質は単純硫黄泉、どうやら掛け流しのようですね。
期待に胸が膨らみます。
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と言うわけで、お風呂。
入ってすぐ左側にサウナ、右側は水風呂なのかな?
お湯の張られていない浴槽がありました。


そもそも営業をしていない日にお邪魔していますから、サウナは使用不可。
まぁ、そもそも使えても使わないですけどね、私は。
温泉はそこから更に進んだ先にあります。
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広々とした湯舟がひとつと、洗い場数人分。
お宿の規模からしたら結構広いんじゃないでしょうか?
ある程度の人数が一度に入っても充分な広さがあります。


湯舟に張られたお湯は見事な濁り湯!
光の加減ですこし青白く濁っていました。
見た瞬間から良いお湯だと分かりますね!
湯口からは常時新湯が投入されていたらしく、温度はピッタリ適温。
かなり強い硫黄臭で、湯に浸かっていると自然と頬が緩みます。
私は温泉であれば基本的にどんな泉質も好きですし、湯上りがサッパリして気持ちの良い芒硝泉とか大好物ですけど、なんだかんだ言っても硫黄泉が一番好きなんですよね。
これぞ温泉って感じの、本当に素晴らしいお湯です。

しかもこのお湯、最後にお客さん入れたのいつで、いつから湯口出しっぱなしで掛け流しにしていたんでしょうね?
汚れとかは一切無く、綺麗なお湯なのですが、湯花の量が凄いです。
成分表通りの数値とは思えない程に濃厚。
まるで温泉の原液にでも使っているような、トロトロした感触があります。
これ、最高に気持ちが良いですよ!!!


湯口から注がれるお湯は手で触るにはちょっと熱いレベルです。
持参した桶に新湯を掬い口に含んでみたところ、強い硫黄味と僅かですが酸味を感じました。
pHは6、弱酸性で肌にも優しいお湯でした。
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本来であれば営業していなかったのに、ご主人の優しさで入る事の出来た、とっても有難い温泉です。
物凄く濃厚でしたが、恐らく誰も入らない状態で掛け流し続けたからでしょうね。
普段通りのコンディションとは言えず、通常であればもう少し薄く感じるんじゃないかなと思いますが、なにはともあれ、私にとっては素晴らしいお湯でした!
スキーシーズンに子供と一緒にまた来たいなぁ。
いつかまたお邪魔したいと思います。
貴重なお湯に入れて頂きました、有難うございました!
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2026年 4月10日 - 初訪問・日帰り入浴

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