渋温泉長野県

湯本旅館 (渋温泉) ★4.5

ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(源泉名:喜四郎の湯(湯本源泉32、温和会第一源泉36の混合泉))
51.4度 /pH7.1 / H28.7.1
Li+ = 0.5 / Na+ = 191.4 / K+ = 18.1 / Mg+ = 5.2
Ca+ = 90.1 / Sr+ = 0.4 / Al+ = 0.01 / Mn+ = 0.04
F- = 0.9 / Cl- = 270.4 / Br- = 1.3 / NO3- = 1.1
SO4- = 268.3 / HCO3- = 30.5
H2SiO3 = 128.7 / HBO2 = 34.6 / HAsO2 = 0.6 / CO2 = 8.1
成分総計 = 1051mg

長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2218
0269-33-2181
男女別内湯 / 貸切露天(宿泊者専用)
1000円
14:00 ~ 20:00

渋温泉の大湯のすぐ隣にあるお宿で、その名も湯本館。
ちなみにこの「湯本」もそうですし、湯元、元湯なんて屋号のお宿は、温泉地に行けば結構あるんですよね。
で、私の経験上の話ですが、湯本とか元湯って名前のお宿でハズレを引く事はまずありません。

遅い時間でも立ち寄り入浴を受け付けていますし、是非とも入ってみたいな~ って思っていたのですが、この時ひとつネックがありました。
この日の私は金具屋に宿泊しており、すでに金具屋の浴衣を着ちゃっているんですよね。
他所の旅館の浴衣を着て「日帰り入浴したいです」って、「え?なんでウチ来たの?」って思われそうで、ちょっと躊躇いました。

でも、後回しにしたら次にいつ来るか分かりませんし、そんな事しているうちに日帰り入浴休止なんて事もありますので、勇気を振り絞って(?)突撃してみました。

中に入ると受付してくれたのはご主人かな?
ちょっと不思議そうな顔をしながら、普通に案内してくれました。
館内の雰囲気はとても良いですね。
いかにも老舗の旅館っていう風格があります。

お風呂は男女別の内湯で、階下にありました。

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浴室は脱衣所から更に数段降ります。
この降りた先に温泉があるって言う造りは大好きなのですが、浴室に入った瞬間、目に飛び込んで来たのは大きな柱でした。

うわっ! なんでこんな所に柱があるんだ!?

建物を支える屋台骨なのかな?
ただでさえそんなに広く無い浴室内の、中央にズドーンと2本陣取っていて、存在感が凄いです。
と言うか、正直なところ、最初は邪魔だなぁって思ってしまいました。
でもこの柱があるお陰で、良い具合に目隠しになりますし、なんか不思議な雰囲気を醸し出していますね。

柱のせいもあると思いますが、お風呂はお宿の規模にしてはちょっと狭いです。
でも、温泉マニア的な意見になりますが、無駄に大きな風呂を作ってお湯が台無しになるより、これくらいコンパクトな造りの方が好きです。
湯舟は小さい方がお湯の鮮度を確保できますからね。

さて、肝心のお湯ですが、入った瞬間の第一印象は「熱い!」です。
44度位はあるかな? 体が芯から温まり、汗が噴き出すような温度です。
この日は朝からアチコチの温泉に入っていましたので、体力的には少しだけシンドイです。

でも、このパンチがある熱いお湯は気持ちが良いですね。
お湯の鮮度はとても良いです。
肌触りは少しシットリ系、でもあまり癖は無く、サッパリしたお湯ですね。
温度が高いので一時的な発汗量は凄いですが、浴後は意外とサラリと乾きます。
毎日入るのであればこういうお湯が良いなぁ~!

浴室内は檜の香りで充満しており、少しだけ空気が籠っていますが、蒸すと言う程ではありません。
ふと上を見上げたら、結構天井が高いです。
入った瞬間は、目の前にあった柱を見て「なんだ狭いぞ!?」と思ってしまいましたが、よくよく見ると結構計算された造りの浴室だと言うのが分かります。

湯口からは素手では触れない熱さのお湯が静かに注がれていました。
鼻先を近づけて嗅いでみると、はっきり分かる成分臭がします。

この臭いはなんだろう?
硫黄臭崩れとも違うし、金気臭って感じもしません。
強いて言うなら、芒硝系にあるような薬味臭に近いかな?
あまり主張の強く無い優しい匂いです、心地の良い香りですね。

最初入った時は柱が邪魔に思いましたし、なんだか随分狭いと感じましたし、第一印象はあまり良くありませんでした。
でも、入ってみて分かった良さがありますね、ここはかなり気に入りました!

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浴後、金具屋の浴衣を着てフロントを通り過ぎると、女将さんに遭遇。
「お風呂有難うございました」と言って帰ろうとしたら、浴衣を見て「あら、金具屋さんのお客さん!?」とバレてしまいました。

「共同浴場は4周くらいしたので、他のお宿にも入りたくて・・・」なんて、良く分からない言い訳をしてみたら、女将さん屈託なくケタケタ笑いながら「それじゃあ渋温泉んお常連さんなのね!」「うちはいつでも歓迎よ~!」「私の苗字が湯本って言うくらいだから、お湯には自信があるのよ!」と仰いました。

なんか良いなぁ、このお宿。
建物の雰囲気も良いし、お湯はもちろん、女将さんも良い人ですね!
泊まったらきっと居心地良いんだろうなぁ。
今回の湯めぐりで金具屋さんに泊まると言う目標を達成出来たので、次は是非とも湯本旅館さんに泊まってみたいと思いました。

「あの時金具屋の浴衣でお邪魔したモノです」

なんて言ったら、思い出して貰えるかな?w

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2026年 4月10日 - 初訪問・日帰り入浴

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