鹿児島県

お宿 秀泉 (湯之尾温泉) ★4.0

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉
(源泉名 : 山田10号)
61.5度 / pH6.6 / R6.1.30
Li+ = 3.1 / Na+ = 523.1 / K+ = 33.3 / NH4+ = 3.2
Mg+ = 12 / Ca+ = 67.5 / Sr+ = 1.2 / Mn+ = 0.3 / Fe+ = 0.8
F- = 2.4 / Cl- = 308.1 / Br- = 0.8 / SO4- = 232
NO2- = 1.1 / NO3- = 0.4 / HCO3- = 938.2
HAs2 = 0.8 / H2SiO3 = 141.7 / HBO2 = 67.7
成分総計 = 2504mg

鹿児島県伊佐市菱刈川北2229
0995-26-0111
男女別内湯
日帰り入浴のみ不可

2026年の九州ツーリング湯めぐり、最後の投宿先はこちら、湯之尾温泉のお宿 秀泉さんです。
湯之尾温泉にはお宿が数軒ありますが、ここは日帰り入浴のみは受け付けていないみたいですね。
ちょうど素泊まりで安く泊まれるみたいだったこともあり、こちらでお世話になる事にしました。

予約段階でペットOKのお宿だと言う事は知っていましたが、想像以上にウェルカムな感じですね。
駐車場脇にはドッグランがあり、あちこちに犬の置物やステッカーが貼ってあります。

フロントの一角にはこれまでに宿泊した愛犬の記念写真があり、階段には犬の足跡がプリントされている徹底ぶり!

ここまで愛犬フレンドリーなお宿も珍しいです。
ちなみに犬以外に猫とかも泊まれるのかな?
猫は人間と一緒に旅行したがらないから、需要はあまり無さそうですけどね。

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私が通されたお部屋はこんな感じ ↓

独りで過ごすには充分過ぎる程の広さです。
なお、部屋は勿論ですが廊下などの共用部も、動物臭いとかは一切感じませんでした。
とても清潔で快適なお宿です。

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もちろん2食付きのプランもありましたが、到着時刻が分からなかった事と、翌朝も早くから湯めぐりしたかったので、素泊まりを選択しました。

夕食は全国どこで食っても一緒! 安定のコンビニ飯です!

なお湯之尾温泉にはコンビニがありません、車(私の場合はバイク)で5分ほどの場所にファミリーマートがありましたので、そこで夕食を買いました。

空腹だったので先に軽く食事をして、その後温泉へ。
男女別で内湯のみです。
夜は22時まで、朝は6時から。
割と早い時間で温泉に入れなくなってしまうので注意。

脱衣所に「金鉱脈から湧き出る黄金の湯」と書かれていました。

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実はこの湯之尾温泉の源泉、日本国内で唯一商業規模で操業を行っている金鉱山、菱刈鉱山の金鉱脈から湧いているのです。
源泉名は「山田10号」、菱刈鉱山の山田杭(山田鉱床)の地下から湧き出ているお湯そのものなんですよね。

菱刈鉱山の金鉱脈(熱水鉱床)は、大昔に熱い温泉水が地下の割れ目に金の成分を沈殿させて作られたそうです。
菱刈鉱山と温泉は切っても切り離せない存在のようですね。

しかも湧出量がハンパなくて、なんと毎分9000Lにも及ぶそうです。
どれだけ凄いかと言うと、草津の湯畑の湧出量が毎分4000Lと言われていますので、その倍以上の温泉が湧きだしているんですよね。
一般的に日本一の湧出量と言われる秋田県の玉川温泉も毎分9000Lだそうですが、それと肩を並べるほどの圧倒的湯量。
旅館への配湯以外に発電用にも使われているようですが、全部使い切れる訳も無く、何とも凄い温泉なのです。

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と言う訳で、改めて温泉です。

内湯のみで、妙に横長な湯舟がひとつ。
光の加減で青味が買って見えますが、実際はほぼ透明、僅か濁っていますが湯底はしっかり透けて見える程度でした。

音頭は温めで40度くらい、しっとりペタペタな肌触りで、とても良く温まります。
公衆浴場のオバチャンが「旅館のお湯は柔らかい」と言っていましたが、ここに来てようやく理解。確かに公衆浴場みたくガツンとした浴感がある力強さは無く、優しく包み込んでくれるような浴感です。
お湯からは僅かに金気+炭酸臭にも似た成分臭。
直前に入った山水では浴後感サラリだったのですが、不思議とこちらはシットリしてなかなか乾きません。
温いので思わず長湯しっちゃったせいかな?

特筆すべきは湯舟の縁で、温泉成分がガチガチに析出して鍾乳洞のようになっています。
湯底も少しザラザラしていますし、湯舟の外側、オーバーフローしたお湯が流れる所には千枚田が出来て言いました。

成分総計だけ見ると2500mgしか無く、炭酸水素イオンも1000mg以下、泉質だけ見るとそれほど濃いお湯って印象無いんですけどね。

このカチカチに固まった析出物の中に金が含まれているのではなんて思ってみましたが、まぁ、あくまでもお湯ですので、お湯に金は含まれていません。
でも、金鉱脈を通っているお湯と言うのも、金運が上がりそうで良いですよね!

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折角なので早朝にもう一度入浴しました。

改めて見るとなかなか凄い固まり方ですね。
お湯の温度は相変わらず温めで、ゆっくり入れるのが嬉しいです。

湯底には僅かに湯花が沈んでいて、かき混ぜるとフワッと白い湯花が舞います。
すぐに沈んでしまうのですが、これが堆積してガチガチに固まるのかな?

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今回の旅行では湯之尾温泉の共同源泉だけで4箇所入りました。
そのどれもが甲乙つけ難くて素晴らしかったですが、入りやすさと析出物のインパクトから、ひとつ選べと言われたらここが一番印象に残りました。

宿泊しなければ入る事の出来ない温泉ですが、わざわざ泊まってでも入る価値はあると思いますよ!

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2026年 5月18日 - 初訪問・宿泊(素泊まり)

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