
含鉄(II)-ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉
(源泉名:坂井温泉2号泉)
18.9度 / H28.12.1
Na+ = 1766 / K+ = 16.8 / NH4+ = 9.2 / Mg+ = 325.2 / Ca+ = 718.4
Sr+ = 5.7 / Ba+ = 0.4 / Mn+ = 7.8 / Fe+ = 165.9 / Zn+ = 0.7
Cl- = 4839 / Br- = 17 / I- = 0.3 / SO4- = 373 / HCO3- = 59
H2SiO3 = 11.9 / HBO2 = 1.1 / CO2 = 300.7
成分総計 = 8618.1mg
愛知県常滑市坂井西側1
0569-37-0006
男女別内湯・露天風呂
大人 500円、小人 400円
16:00 ~ 21:00
月~金:16:00 ~ 21:00
土日祝:11:00 ~ 21:00
(宿泊者は夜22:00まで、朝は6:00から入浴可能)
ここ最近、青森在住の温泉仲間Hさんが頻繁に東京に来ます。
で、来る度に「どこか温泉行こう」となり、色々と行くわけです。
この間は箱根の強羅環翠楼、その前は伊香保の丸本館と草津の飯島館、さらにその前は千葉の弁天鉱泉などに行きました。
そんなHさんが今度は愛知の温泉に行きたいとか言ってきました。
は? 愛知? なんで愛知!?
理由を聞いたら「湯口が面白い」からだそうです。
うん、何を言ってるのかよく分かりません。
そもそも、愛知って東京からかなり離れてるんですけど、Hさんの地理感覚を疑いたくなります。
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でも矢鱈熱心に誘ってくれますし、話を聞いていると面白そうではあったので、お付き合いする事にしました。
前日に羽田空港でH氏をピックアップし、静岡県掛川市の山の中にある倉真温泉の旅館翠月で一泊。
この日は途中で幾つか湯めぐりしながら、今回の投宿先はこちら、坂井温泉の湯本館です。
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この湯本館ですが、基本的にはどこにでもある普通のお宿ですね。
旅館と言うよりもホテルって感じの佇まいです。
そんな湯本館ですが、今どきの流行りなのか、本館の建物とは別にトレーラーハウスやグランピングのドームテントなんかもあります。
今回はHさんの提案でドームテントを利用しました。
ドームテントの外観はまるで気象庁の観測ドームですね。
中は結構お洒落。
少し残念なのは、透明であるべきビニールが潮風に当たった影響か曇っており、摺りガラス状になっていて外が全く見えません。


それ以前の話として、外が見えても肝心の海から少し離れていて「大自然が目の前に広がってる!」みたいな開放感はありません。
視界に入ってくる人工物が多いですし、隣との区画も近いのも少し残念。
普通に海を見下ろす事の出来る本館客室の方が景観が良さそうです。
あくまで個人的な感想と言う前置きはしますが、正直なところ「う~ん」と思ってしまいました。
でもまぁ、少しだけ歩けばすぐが砂浜で夕日とか綺麗でしたし、決して悪いロケーションではないんですよね。


もっとも、今回の参加者は、原料生産者Kさん、薬の売人G氏、金融担当Y氏、武器商人H氏とその息子、売電商人Yさんと、運び屋の私、計7人、一人だけ若者が交じっていますが、基本的にみんなオッサンです。
グランピングだろうが高級スイートルームだろうが、いつもの気の合う温泉仲間が集まったら、部屋の一角で円陣組んで飲んだくれるだけです。
そんなわけですので、結局どこに泊まってもやる事は変わらなく・・・
もし子供達と一緒に来たら、また印象違ったかもですね。
なお、テントからの声は筒抜けですが、隣の部屋に迷惑を掛けるとかもありません。
ある意味オフミ向きですね。
多少賑やかにしても気兼ねなく談笑出来るのはとても有難かったです。
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肝心のお風呂ですが、グランピングのドームから少し歩いた本館の中にあります。
本館の入口にはどこかで見た事のあるマスコットキャラが、みかんとグレープフルーツみたいな果物を売っています。
このグレープフルーツみたいなのには「バンヘイユ」と書かれていましたが、聞いた事ありません。
後日ネットで調べたら晩白柚(ばんぺいゆ)と言うマレー半島原産の柑橘類らしいですね。


ご自由にどうぞなのかと思いきや、ちゃんと値段ついていますので注意!
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本館のロビーにはレトロなゲーム台が置いてあります。
ルールは良く分からないけど、子供が一緒だったら遊んでいたでしょうね。
なかなか楽しそうです。


お風呂はそのロビーからエレベーターで5階まで上がった所にあります。
勿論ですが男女別、入口には「女性専用」「男性専用」と、かなり目立つのぼり旗が掲げられていました。
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お風呂は基本的に内湯のみです。
脱衣所から入った正面にL字形の湯舟があり、左手側に洗い場が並んでいます。


広々とした湯舟ですが、張られているお湯は無力透明、どうやらこれは温泉ではなく真湯らしいですね。
水道水? もしかしたら地下水なのかな? いずれにせよ、加温&循環されていますが、幸いにして塩素臭はしません。
温泉抜きで話をしたら、これはこれで結構気持ちの良いお湯です。
お湯の上には玄関先で売られていたバンヘイユが沢山浮いていました。
手に取って嗅いでみると、何とも爽やかな柑橘系の臭いがします。


ふと壁面を見ると、なんだろうコレ?
インディアンアートかな?
よく分からないものが飾られていましたけど、なんなんですかねコレ?
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内湯にはもうひとつ、別室のように仕切られた一角にあり、そこには湯舟がひとつ。
この湯舟に張られているお湯が温泉です。
少し手狭で、ゆったり入るならばせいぜい3人程度まで。
譲り合えば5~6人でも入れそうですが、お互いかなり気を使いそうな大きさの湯舟がひとつ。

張られているお湯は、茶褐色で僅かに濁っており、茶湯花も舞っています。
湯底は完全に見えません。
お湯からは少しだけ金気臭があり、それ以外にも潮系の成分臭が混じります。
源泉温度が低い冷鉱泉ですので沸かしており、循環もされていますが、塩素臭は一切しません。
成分表に書かれた温泉の利用状況を見る限り、塩素消毒はしていないみたいですね。
肌触りはキシキシ系で、お湯から上がると少しペタペタした感触があります。
40度弱で温めのお湯ですので、体力を消耗する事無くいくらでも入っている事が出来ます。
最近これくらい温いお湯が好きなんですよね。
ドームテントから少し離れているので、行くだけでも少し面倒ですが、何度も行き来して気持ちの良いお湯を堪能しました。
なお注意点として、温泉は24時間ではなく、22時までしか利用出来ず、朝は6時からになります。(立ち寄りの場合は21時まで、朝は立ち寄り不可)
冷鉱泉の沸かしだから仕方がないのだと思いますが、出来ればもう少し遅くまで利用出来たら嬉しかったです。
あと、以前ここに立ち寄ったYさん曰く、前はもう少しドロドロに濃かったそうです。
少なくとも今回私が入った印象だとドロドロって感じはせず、源泉そのものの影響か、湯使いの問題かは分かりませんけど、出来ればそのドロドロ湯にも入ってみたかったですね。


で、ここからが少し肝心の話になりますが、楽しみにしていた湯口ですが、タヌキかな? なんとも可愛らしいものでした。
これはこれで良いんですけど、お目当てにしていた面白いと噂の湯口はコレではないんですよね。
どうやら女湯側にあるようです。
そこで、時間帯や日付によって浴室を入れ替えるのかなと思い、お宿の人に確認をしてみたところ、男女の入れ替えは行っていないの返事を頂きました。
ガーン! ショックです!!!
以前は男女入れ替えを行っていたのだそうですが、入れ替える事によって頻繁に来る常連さんが男女湯を間違えて入ってしまう事が度々あり、それがキッカケで男女固定になったそうです。
どうりで入口にデカデカと「女性専用」「男性専用」なんて書かれていたんですね?
普通アレ見たら誰だって分かると思うんだけどなぁ~・・・
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そんなわけで、一旦は諦めた私。
でも諦めきれないHさんが、なんとお宿に交渉しちゃいました。
その結果、22時の終了時間になったら湯口だけでも見せて貰える事に・・・
そこまでして湯口を見たいか、Hさんの執念恐るべしwww
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22時少し前にお宿の人から連絡があり「今からどうぞ」との事。
Hさんをはじめ、ヘンなオッサンどもが、お宿の許可を得て女湯を見学させて頂く事に。

基本的な造りは似ていますね。
真湯の湯舟にはバンヘイユが浮いています。
タヌキの湯口がなんとも可愛い。
で、肝心の温泉湯舟。
いました、いました!!!


↓ナンダコレ!?

服を着た状態で撮影しただけですので、実際お湯には浸かっていません。
この湯口を見上げながらお湯に浸かれたら最高だったろうなぁ~
でも、お宿のご厚意で女湯を見学させて頂けただけでも大変満足です。
無理なお願い聞いて頂いて有難うございました!
・・・それにしても、ナンダこの湯口???
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折角なので食事も紹介。
本館で宿泊した場合は普通に旅館食となりますが、グランピングやトレーラーハウスで宿泊した場合はワイルドにBBQとなります。
季節によっては屋外なのだそうですが、この日は1月で寒かった事と、少し風も強かったので、BBQ専用の屋内スペースで頂きました。


とにかく沢山の量の肉やら野菜やらで、良い歳したオッサンどもには食べきれません!


ピザやアヒージョなど、焼き物以外のメニューも充実。


焼くのは少し忙しないですし、室内なので煙が充満してかなり燻されましたが、これはこれで楽しかったです。
頑張って一生懸命食べたのですが、全部食べきれずに残してしまったのが心残りですし、申し訳ないです。
なかなか楽しい体験でした!
一言アドバイスするのであれば、出来れば子供とかが一緒の方が楽しいと思いますよ!
あと、ひたすら焼き係に徹してくれたHさんの息子2号君、こんなページは見ていないでしょうけど、この場をお借りしてお礼申し上げます、いつもありがとう!
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ちまにに朝食は何ともワイルド。
イングリッシュマフィンにベーコン、レタス、チーズが挟まった、何とも欧米チックなバーガーと、クリームスープに、紙パックのカフェオレ。


これはこれで結構好き、昔カナダにいた頃よく食べていました。
日本で好んで食べる事はないですけど、たまに食べると懐かしい光景が蘇るんですよね~
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2026年 1月17日 - 初訪問・宿泊(2食付き)

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